お客様各位
平素より格別のお引き立てを賜り厚くお礼を申し上げます。
台湾Naka’sOfficeです。
日本での緊急事態宣言について、先日ついに一部の特定警戒都道府県を除きようやく解除されました。少しだけ先の光が見えてきた、という心持ちになれるニュースに喜びを感じました。
まだまだ自粛環境を強いられている方々もいらっしゃる現在、完全な日常が取り戻されるまであともう一息の辛抱が伴いますが、共に乗り越えて行きましょう。
さて台湾では、新型コロナウイルスの流行が鈍化していることを受け5月15日に中華民国交通部より、観光と公共交通機関の制限緩和について今後の計画案がリリースされました。
台湾中華民国交通部のリリース内容（中国語原文）
国内では33日間連続して症例が確認できなかったことから、中央伝染病司令センターが推進する伝染病予防キャンペーンに沿って、今後防疫ツーリズム（防疫旅遊）を解禁していくとしました。計画案は実施日で3つの期間に分かれていて、段階的に緩和します。ただし、対策の実施日はウイルスの流行状況に応じて調整する必要があるとも述べてられており、今後この日程が変更される可能性もあります。
第1段階は5月27日から7月31日迄で、6月1日からはソーシャルディスタンスを確保しながら台湾高速鉄道の減便を緩和。
第2段階は8月1日から10月31日迄で、団体旅行や個人旅行など全国的な観光活性化を進めるとともに、地方自治体の協力を得て割引やインセンティブなどを実施。現在は、台湾高速鉄道では飲料をペットボトルで提供するなど車内販売でも制限を行なっているが、8月1日には解除。マスクの着用や検温、ソーシャルディスタンスなどの制限も緩めていく（流行状況による）方針です。
第3段階は10月1日から12月31日迄で、国際観光の段階的開放を始めます。外務省などが各国の流行管理を評価し、台湾への直行便などの状況に応じた受け入れを開始すると言われています。
なお、日本の台湾観光局/台湾観光協会東京事務所の話によると、国内の旅行会社とは10月を目途に旅行商品の検討を進める一方、特に個人旅行は緩和が前倒しになる可能性も考慮して準備を進めているとのことです。
台湾外交部より入境済みの外国人に対する緊急措置について
外交部（外務省）は3月21日、同日までに査証免除（ノービザ）、到着ビザ、短期滞在ビザなどで入境した外国人の滞在期限を一律30日間延長すると発表しました。また3月19日台湾時間零時をもって、外国人の台湾入国を原則禁止としております。
詳細は、以下の台北駐日文化代表処 2020.03.19リリース情報をご参照下さい。
台北駐日文化代表処 2020.03.19リリース情報
https://origin-www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/70947.html
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